データ復元という禁忌に足を踏み入れようと・・・
人体錬成レベルの禁忌ですな
この度はパーティション管理ソフトMiniTool Partition Wizardを提供していただいたのでご紹介させていただきます。(記事内では、無料でダウンロードできるデモ版にて検証しております。)
windowsのパーティション管理ソフト、MiniTool Partition Wizardのデータ復元機能を検証してみました。
少し前、知り合いから自然災害の停電でHDDのデータが見れなくなってしまったとか、そういった話も聞きましたので、少しデータ復元に興味がありました。ハードディスクのデータ復元は、専門の業者が行うような少し専門的なものだと考えていました。(その知り合いは業者でのデータ復元に10万程度費用がかかったと聞きました。)
今回は、MiniTool Partition Wizardというソフトのデータ復元機能を使ってみたいと思います。
MiniTool Partition Wizardは、プロ版にデータ復元機能があり、税込み1万5千円でできるということで、業者に頼む前にとりあえずこれでデータ復元ができると緊急時のコストを少しでも下げることができるかもしれません。また、プロ版のデモで、データ自体の保存はできませんが、復元できるファイルの一覧表示まではできましたので、一度デモで試してみて、復元できそうであれば購入する、という方法も取れそうです。
今回は、プロ版にデモがあるということで、ダウンロードして使用してみました。
https://www.partitionwizard.jp/partition-magic-free.html
こんな人の役にたつかも
・ゴミ箱で削除したファイルを復元したい
・MiniTool Partition Wizardのデータ復元機能について知りたい
削除したデータの復元検証
ハードディスクは2005年くらいに購入した37GBのかなり古いものを利用してみました。よく生きているなと思うツワモノです。exFatフォーマットで中身は一応空にしてあります。
一応メーカーページはまだありました^^;
https://www.buffalo.jp/product/detail/hd-phs40u2_uc.html
このハードディスクにワードファイルを保存して、ゴミ箱で削除します。
次のスクショの右がHDDの中身です。そして、左が作成したwordファイルです。
37Gフルでスキャンするのに約30分程度かかりました。(多分、USB2.0だと思います)
スキャン結果は、次のようになりました。
ゴミ箱で削除したファイルが見事リストアップされてきています。右下の「保存」機能からは、有料になっています。仕事データなど、間違えて消してしまったとか、そういった際には、かなり役立つ機能だと感じました。事前にデモで復元できるか確認もできますし。
追加の検証
今回利用したHDDは、ワードファイルを書き込む前の空の状態は、Macのディスクユーティリティのランダム消去(2番目のセキュリティレベル)でフォーマットしています。
先ほどの検証の前にまっさらな状態のHDDで、このセキュリティレベルでフォーマットされたらどこまでデータ復元できるのかも試してみました。このフォーマットする前は、フルで利用していました。もう何が入っていたかも覚えていないのですが、今は別のHDDに移動したデータがフルで入っていました。
MiniTool Partition Wizardのデータ復元でスキャンしてみたところ、次のようになりました。
どうやら、0クリアしたファイルは流石に復元できていないようです。10.1MB検出していますが、おそらくフォーマットの際の何かしらのデータかと思われます。
あくまで、ゴミ箱、や、不意にデータ不良に陥って確認できなくなったデータ、が主な対象になりそうです。
参考情報
MiniTool Partition Wizardのデータ復元に関するマニュアルはこちらです。
https://www.partitionwizard.jp/help/data-recovery.html?mt_lang=ja&
MiniTool Partition Wizardプロ版のダウンロードはこちらです。右上のダウンロードボタン、プロ版「無料お試し」からダウンロードができます。