初めてボーカルミックスする際に調べた情報のメモ

パンダさん

ボーカルミックスってよくわかりません・・・

コパンダ

Webの情報をいろいろと調べてみよう〜

初めてボーカル曲を作成しました。ずっとインストばかり作成してきたので、ボーカルのミックスの仕方が全くわかりませんでしたので、ネットの情報から色々と探索を行いました。ミックスなので、人によってやり方は様々かと思いますが、基本的な流れや、方向性は大体同じかと思います。その辺りの基本的な道筋を自分の持っているプラグインに落とし込んで、自分なりのボーカルミックスの基本的な道しるべとなればいいなと思い、とりあえずボーカルミックス入門時のメモをしていきたいと思います。

※ボーカルミックス初心者のメモですので、有識者の方や、中級者以上の方にはお役に立てない情報となる可能性がありますので、ご了承くださいませ。

目次

こんな人の役に立つかも

・初めてボーカルミックスをしたいので、まとまった情報を探している方

・ボーカルミックスが初めてで、模索している方

・持っているプラグインでどんな方向性でボーカルミックスをしようか考えている方

初めてボーカルミックスをした楽曲

リファレンスを準備

マスタートラックの一番最終段に、PluginAllianceのMetricABを挿して、目指したいボーカル感の楽曲を読み込んでおきました。

リファレンスがないと、落とし所がわからなくなる気がしたので、好きな楽曲を読み込んでおきました。

音声データのノイズ除去

録音データには、かなり部屋のノイズや空気感が混ざっていますので、この、ノイズ処理をすることで、よりクリアなミックスができそうです。私は、RX8を持っているので、この機能を利用して、ノイズなどを削除していきました。

具体的な操作方法はこちらの動画を参考にさせていただきました。

Spectral De-noise、De-click、 De-plosiveと、動画の通り、そのまま適用させていくだけでクリアな音声データになります。

エフェクト前の処理

リージョン自体のゲインを整える

メインボーカル、コーラスなど複数トラックの音量が大きすぎず、小さすぎないように整えます。マスタートラックにVUメーターを挿して、各トラックソロにしてゲインを調整します。VUメータは無料のmvMeter2を利用しました。

VUメータによる音量の調整については、こちらの動画を参考にさせていただきました。

ちなみに、ゲインステージングという言葉を色々と調べたのですが、エンジニア目線や、DTMer目線などの色々な範囲があり、まだ具体的にピントきていませんw

ここでは、元々の音声が小さすぎたり、大きすぎたりすることのないように整えておくとあとあと良い結果になりやすいですよ、みたいなイメージで捉えています。

トラック全体の音量を均一にする

私は、まず一番最初に音量を均一にする処理をした方が良いと考えたので、コンプを利用して音量変化をなだらかにすることにしました。アタック早めで、レシオは2:1とかにしてサビの比較的大き目の波形の頭が少し圧縮されるようなイメージでトラック全体の音量が若干なだらかになるようにしました。リリースは曲によって調整します。

今回、私はMcDSPのコンプを利用しました。負荷も軽いし、なんとなく使ってしまうんですよね^^;

アタックとリリースを調整しながら、スレッショルドをいじって、メータで3dbくらいリダクションするようなイメージで設定しました。

色々な動画を見たところ、まずEQ処理をして、そのあとにコンプを何段か入れる、というような方法も見られましたが、私は、一番最初に音量をなだらかにした方が良いと感じたので、初段にこのコンプを入れることにしました。

音量感を一定にする処理は、コオロギさんのボーカルミックスの方法を参考にさせていただきました。また、プロの方へのインタビュー記事でも、音量を均一にするような処理を行っていました。

追記:

ここの手順は、wavesのMV2で音量レベルを整えるように変更しました。

ピッチ補正

メロダインなどの専用のピッチ補正ソフトが欲しいなと思いましたが、いただいたボーカルのピッチが良いからなのが、Logic付属のFlexPitchでも全然自然にピッチ補正できるな〜と感じています。色々と調べると、Logicのピッチ補正はあまり良くない、という情報を目にしましたので、今後余裕があれば、メロダインやAutoTuneのような専用ソフトが欲しいところです。今回は、FlexPitchでピッチ補正を行いました。

今回、コーラスパートは、かなりスケールに合うようにピッチ補正をかけて、メインボーカルは、サビの部分や声が張る部分などの目立つところはかなり厳密に補正をかけると良いなと感じました。曲調によっては補正しすぎない方が良いのかもしれません。

ブレスの処理

コーラスパートのブレスは波形編集で全てカットしました。メインボーカルはブレスが欲しかったので、そのままにしました。

後で気づいたのですが、RXには、Breath Controlというブレスのみの音量調整ができるプラグインがあったようです、また今度試してみようと思いました。今回は、波形編集でやりました。

各種エフェクト処理

いくつか動画を見ていると、EQ、コンプ、ディエッサー・・・大体の処理の流れのノウハウがあるみたいです。

EQ処理

100Hz以下のローカット、3K~5Kでの明るさの調整をしました。こちらの動画などで紹介もされています。用途に応じて要調整です。

追記:

ここの段階のEQは、ローカットのみとしました。高域の処理のEQは、2段コンプの後に持っていきました。

Nector3 Elements

Nector3Elementsを持っていたので、使ってみました。色々やってみて、私自身は、Nectorを利用するのが一番バランスが取れるように感じましたので、使っています^^;

ちなみに、こちらの動画のやり方はNetor3を中心にしているやり方で、参考にさせていただきました。

Nector3には、EQ、コンプ、ディエッサー、サチュレーション、リバーブなど、一連のボーカル処理が入っています。

Nector3の処理を基準に調整を行う方向性をとってみました。

ちなみに、リバーブは後でかけるので、Nector3内でかかるリバーブはオフにしました。

コンプ

Nector3 Elementsの処理だけだと、まだボーカルの存在感が感じられなかったので、多段のコンプをかけました。

ボーカルのコンプのかけ方で、1176→LA2Aという流れのノウハウがあったので、こちらを利用してみました。

吉田将樹 Official Site
1176 ボーカル処理テクニック編 【Gritセッティング】 Gritセッティング アタックとリリースを最も早くするセッティングです。 歪みが発生し、ガッツのある音になりま…

私は、UADの1176LN Legacyと、LA2A Grayを使って調整してみました。

LA2Aの赤枠のところで、音像がだいぶ変化するので、この点がボーカルが引っ込みすぎている原因になりそうです。ここを注意して微調整を繰り返しました。

1176やLA2Aは、他のメーカのプラグインでも良いかもしれません。

追記:

コンプの後に、EQ処理を追加しました。ここで、高域(3K~5K)の処理をするように変更しました。

サチュレーション

さらに存在感が欲しかったので、Sonnox Inflatorを挿してみました。レベルを持ち上げるのではなく、サチュレーションを追加するため、EFFECTを15%ほど追加しました。

ディレイ

短いディレイを最後に入れるのが定番手法のようです。次の動画を参考にさせていただきました。

私は、Logic純正のTapeDelayを利用しました。

今回は、189msが良いかなと感じたので、動画の設定から、その点だけ変更してみました。

ゲインの調整

Aメロ、Bメロ、サビで若干の音量差をオートメーションで書きました。この時、LogicのGainプラグインを挿して、プラグインの音量をオートメーションしました。フェーダーを直接ではなく、音量調整用のプラグインを挿し、それにオートメーションをすることで、最終的な音量の調整をフェーダーに残しておくという寸法です。

今回は、Aメロで大体-3dbくらい、サビが0dbになるようにオートメーションを描いてみました。

リバーブ

リバーブは、ショート系を基本にして、ロング系を必要な時に追加するような感じだと思います。次のリバーブをセンドでかけました。

Plate

UADのPure Plate Reverbを利用しました。曲によってプリディレイを要調整です。リバーブの後段には、Neutronのイコライザーを入れて、ローとハイカットを入れています。

ボーカルからのセンド量は-20db~-18dbくらいの間で調整を行いました。

ホール系

今回の曲は世界観の大きさを表現したいので、ロング系リバーブとして、ホールリバーブをかけました。R4というリバーブのホールプリセットのリバーブタイムを調整して利用しました。リバーブタイムが長すぎて、不協和音にならないように注意が必要です。

リバーブのオートメーション

メインボーカルのサビでホール系のリバーブを少しだけ深くかかるようにセンド量のオートメーションを描きました。

コーラスの処理

コーラスは、EQでハイとローをカットしました。またダブリングを行うために、ハモリの音声ファイルを複製して、それぞれパンをLとRにふり、リージョンのディレイでダブリング効果を表現しました。

iZotopeのダブリングを行う無料プラグインも試しましたが、今回は手動でダブリングした方がしっくりきた感じがしました。

また、PanはPluginBoutiqueで入手できる BozDigitalのPanKnobを利用しています。個人的にDAW付属のPanより自然な感じで左右に振ることができるのでよく利用しております。

まとめ

なんとなく、ボーカルミックスの道筋のようなものが見えましたので、ここからスタート地点として、いろいろブラッシュアップしていきたいなと考えています。やることが多いので、このメモに立ち返りながら、少しづつ取り組んでいきたいな〜と思いました。

また、追加でオケをまとめてボーカルのサイドチェインコンプをかけるというテクニックもありました。この手法も次回以降取り入れていきたいなと思いました。

こういった処理は、自分の持っているプラグインによって、何をどうして良いか、人によって変わってくると思うのですが、音の加工の道筋みたいなものを見つけて、自分の持っている手札でなんとかできるようになれるといいなと考えています。ボーカルミックスにこれから取り組んでいきたいなと感じている方の情報になれば幸いです。

全体的に参考にさせていただいた動画

利用したプラグイン達

iZotope製品は、過去に購入していると、マイアカウントでマイオファーがあり、そちらの方で安く購入できるものもありますので、そちらもチェックしてください!!

iZotope RX9 standard (私は旧バージョンの8を利用しました。)

iZotope Nector3 Elements

iZotope Neutron4(私は旧バージョンの3を利用しました。)

Sonnox Inflator

UAD製品

初期付属の1176LN Legacyと、有料のTeletronic LA2A grayを利用しました。リバーブはPURE PLATE REVERBを使いました。最近、UADのサブスク、Sparkが出てきて、専用のハードウェアがなくても動作するプラグイン形式で提供される方式もあります。

BozDigitalLabs PanKnob

PlugiBoutiqueの商品ページ

その他、なんとなく欲しいプラグイン

Melodyne

Nector3 Plus

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