Antelopeは不安定というお話をよく聞きますので、その点を実体験をもとに、どの程度不安定なのかを記録していきたいと思います。Antelopeか他のメーカーか迷っている方のお役に立てばと思います。
最新環境:Mac Studio(OS Ventura)
インターフェース:Discrete4 SC(一世代前)
三年(20230724)利用したまとめ・結論
音の入出力に関しては、十分に業務に耐えるものであると感じました。ただ、メインのインターフェースとして運用するには、不安定で、突然利用できなくなり、復旧までに時間がかかる場合があることを考えると、サブのインターフェースとして考えている方にはいいと思います。(サブで同価格帯のインターフェースがある場合も良いかと思います。)
アプリケーションや、ファームウェア更新による不安定さが非常に目立ちました。ハードウェア的なエンジニアリングはとても優秀かと思いますが、ソフト的な部分が製品レベルとは考えにくいように感じました。
初めてこの価格帯を購入する場合、他を検討する方が良いと思いました。私の場合は偶然、不具合が生じたタイミングで困ったことがなかったのですが、年に2回くらいは何かしら躓くことがありましたので、その点が今後も不安点です。サブのインターフェースを準備しようかどうか悩んでいるところです。
引き続き、不具合などが生じた場合はこちらの投稿に記載して、解決した場合はその方法も記載していきたいと思います。
20240419追記
最近は安定して使えていましたが、全面パネルのノブの音量調整が壊れたようです。左回しをしても音量が大きくなる方向にしかいかず、音量調整はAntelopeLuncherを立ち上げてソフトから行うようになりました。
使用感まとめ
好きな点
①音はとても好きです。エレキギターの音は、インターフェース直、そのままクリーンの音でカッティングとかしても気持ちがいいです。粒立ちが良いと思います。
②ヘッドホン端子4個あるので、密閉型と開放型を常時接続しておくことができます。また、複数人作業でも活躍します。
③dbx160(VCA160)のFPGA FXが好きです。普段からかけどりしたい、一般的なコンプのかけどりは便利です。デフォルトでdbx160、UREI 1176-LN、dbx903、Sta LevelをモデリングしたFPGAFXのコンプがついてきます。私は普段、スタジオでも一般的なdbx160(VCA160)を入力トラックに入れています。パソコンのCPUリソースを使わないので、コンプが入力段でアウトボード的に使える点はメリットだと思います。
最近は、FPGAFXは1073のプリアンプだけにするようになりました。音作りをDAW内で完結させることで、後日修正などで音の変化を少なくするためです。そのため、FPGA FXをあまり使わなくなりました。(2023/05/14追記)
④FPGA FXはなんだかんだ好きかもしれません(2021/11/20)
2021年9月、UAD2 satellite octoを導入しました。色々と使用しているのですが、やはり、リアルタイムで録音しながら色々エフェクトをかけるとなると、かなりレイテンシーが発生するのでMIX用ということに。UADでも、apolloインターフェースのように、unisonなどを使えば、プリアンプをレイテンシーなしで通すことができるのでしょうが、Discrete4のFPGA FXもいい感じにレイテンシーなしでプリアンプをかませることができて、気に入っています。FPGA FXは、UADプラグインと比較して、すごく安いので、コスパ重視かつ、レコーディング重視の環境では良い選択となるかもしれません。
2021年のBFで、Neve1073をシミュレートしたのプリアンププラグインを追加導入しました。本物は知らないのですが、掛けるといい感じがしたので、アコギのマイク録音時に入力段のプラグインとして利用するようになりました。2021のBFセールで約1000円くらいだった気がしますw
嫌いな点
①USB接続にデリケートさがあります。
詳細は後述の日誌にて記載しますが、PCの周辺機器状態などによっては接続の不安定さが発生するかもしれません。私の環境での接続不具合は、以下に都度追記していきます。
②FPGA FXの設定の複雑さです。
アウトボードをバーチャルにした、みたいな利用感なので、ルーティングなどがめんど臭いです。DAWのプラグインのように使えるソフト(AFX2DAW)も追加購入できるのですが、それだったらUADのコアを購入してUADプラグインかな、と現状感じています。
③電源の入りきりで検出されるという現象が月数回起きるので、電源を手の届くところに置いておかなければいけません>< ちなみに、Discrete4背面のアダプタは、回してネジのように本体に固定できるような方式なので、無駄に抜き差しがめんどくさいという点があります。
④FPGA FXプラグインをかけるためのコントロールパネル?を閉じようとすると毎回設定を保存するか、と聞かれるのがめんどくさいです。
⑤コントロールパネルの使いにくさ(2021/11/20追記)
コンデンサマイクの48Vのオンオフは、コントロールパネルアプリからしかできませんので、macを起動したら、毎回アプリを立ち上げる必要があります。このアプリがとても使いにくいのです・・・使いにくいというか、挙動がおかしいのです・・・クリックの感度(ソフトウェアに感度という言葉を使うのもおかしいのですが)が変で、クリックしてないのにマウスを動かすとウィンドウがマウスにくっついて移動してきたり、ヘッドホンのMUTEボタンは、クリックしているのに、色だけ変わって効果がない時があるので、何回かクリックしなければいけません。
※追記:コントロールパネル、クリックを長押しすると、反応するようですね^^;
あと、メインアウト、ヘッドホンの音量は一画面内に配置してほしいという地味な要望があります。いちいちクリックが効きにくいタブを切り替えないと、4つあるヘッドホンのミュートを行えないので、結構不便なのです・・・私は、ヘッドホン端子を3端子使っているので、画面上で常にコントロールパネルを立ち上げておいて、それぞれのアウトプットをコントロールしています。できればもう少し操作性良くなるアップデートをしていただきたいです^^;
追記(20230724)
FPGA FXをかけ録りすると、過去プロジェクトで再録音するときに、設定が変更されて、微妙に音質に変化が生じることがありますので、最近はFPGA FXを利用しないようにしています。いちいち設定項目を保存して管理するのも面倒なので、あえてプラグインでできるだけできるように変更しております。
追記(20230921)
Discrete4のUSB接続の場合、同時に接続している他の機器の数などにも影響しそうです。昨日、USBでMIDIコントローラーをつけっぱなしにしたら、起動時に音が出なくて、再起動する、というようなケースが発生しています。2日で何回か再起動しているのですが、2回ほど症状が出たので、記載します。
また少し前に出た現象で、MacStudioへさすポートの違いでも、ドライバの認識が変になりました。一番端のUSB Aポートに接続すると、正常にDiscrete4 SC Playbackのドライバで再生できるのですが、隣のポートで接続すると、起動時にDiscrete4 SC Playbackというドライバで認識されるのですが、音が出ず(再起動しても音が出ない状態)そのままUSBケーブルを抜き差しすると、Discrete4 USBというドライバになり、音が出るという現象が出ました。机レイアウトを変更するときに、USB差し口を変えたらこのようになったので、差し口を端に戻してみたところ、正常動作に戻りました。
このように、USB周りに謎の不安定性が発生している雰囲気があります。
M1 Mac Studioへの接続
M1 Mac Studioへの環境移行を行なっております。
Discrete4は最近すごく調子が良かったですが、新しい環境となるとやはり不安でした。予想を裏切り、USBを新しいMacStudioに繋ぐだけで入出力は正常に動作しましたw
Antelope Luncherをアカウントページからダウンロードして、インストールしました。初回起動時は、なかなか起動せず、これはバグか?と思いましたが、少し待つと、ちゃんと立ち上がりました。
そして、すごくめんどくさいのですが、背後でシステム拡張機能というものを動作させなければいけないので、こちらの手順を踏みます。
上記手順を行い、Luncherを起動しました。
そして、サンプリングレートや、FPGAFXを設定するコントロールパネルをクリックしてみました、が、起動しませんでした。
これは、Discrete4の以下のBundleVersionが2.0.14となっていたからでした。
2.0.17のバージョンにアップデートすると、従来のコントロールパネルが起動するようになりました。
コントロールパネルの設定は、以前のmac miniで設定した状態になっているので、こちらの設定を再度新しいmacのローカルに保存し直しておきました。
これからのDiscrete4は期待できそうな雰囲気がありますw
2023年の不具合
2023/4/29
起動時に認識しない現象が久しぶりに発生しました。
macとdiscrete4の電源を落とし、再度立ち上げるという動作を行い、2回目で正常に立ち上がりました。最近はこのような不安定な雰囲気がなかったので、珍しいです。最近、コントロールパネルアプリを立ち上げるとsever startみたいなダイアログが自動で出てきて、管理者パスワードを入れないと表示されないという挙動も出ていましたので、少し様子見です。
2023/5/9
ここ数日間、初めて起動した時に、コントロールパネルアプリでdiscrete4が認識されないような現象が出ています。Discrete4SCというデバイスから音声出力に接続されてはいるのですが、この状態で音が出ません。
再起動することで、正常に認識されるのですが、謎の現象が出ています。
2023/5/14
本日も起動時に音が出ない現象が発生しました。9日に発生した現象で、デバイス「Discrete4 SC」としては認識されているのですが、音が出ない現象です。コントロールパネルを開いても、認識されておらず、再起動してみました。
再起動すると、音が出るようになりました。この時、コントロールパネルアプリを開いても、Disrete4は認識されていなかったのですが、しばらくして、時間差で認識されました。
最近謎に不安定になりつつある気が・・・
2023/5/16
不安が的中し、今までない現象が発生しました。
Logicを利用中に、突然音が鳴らなくなる現象が出ました。この現象は、Macの再起動で戻りました。
また、マイク録音をしようとしても、Logicに音が流れてこない現象も出ました、この現象も、Macの再起動で解消するのですが、なんだかもどかしいです。
2023/5/17
本日も、2回ほどLogic起動中に突然音が鳴らなくなる現象が発生しました。この時、Spotifyを起動して再生すると、しっかりなります。
おそらく、オーディオデバイスが突然何かのタイミングで切り替わる時ような雰囲気です。普段は「Discrete4 SC」というデバイス名なのですが、時々「Discrete4 USB」というデバイス名になっていることもあり、何かのタイミングでUSBというデバイスの方に切り替わるような感じです。もしかしたら、Discrete4のUSB接続時のデバイスと2つ存在していて、その切り替わりがうまくいっていないのかな、といった雰囲気です。OSやDAWとの相性もあるのでしょうか、サンダーボルト接続も試してみようかなと思うこの頃です。
追記:どうやら、この現象が出ると、2回目の再生ボタンで発音されなくなります。ふと考えてみると、OSがスリープから立ち直ったあとにこの現象が出ており、再起動することで正常に戻るので、MacOsのスリープ不具合のような感じです。(OSスリープ復帰後は、色々と軽微な不審挙動が見られますのでそう考えています。)
2023/6/15 OSアップデートによるAntelopeLauncherの不具合
OSを13.4へアップデートしました。アップデート後、AntelopeLauncherを起動させようとしましたが、アプリが立ち上がらない現象が発生しました。
公式サイトのダウンロードページより、AntelopeLauncherのインストーラをダウンロードしてインストールを行いました。
これで、起動が確認できました。
2023/7/24
AntelopeLauncher起動時に、ログイン画面が出てきます。こちらにログイン情報を入力するとフリーズしたような挙動が発生しました。数分待つと、認証が失敗した旨のダイアログが出てきました。
ログイン情報のメールアドレスをユーザーIDに変更してログインを試みても同じでした。(Webサイトはログインできています。)
仕方がないので、ログインダイアログを閉じてコントロールパネルを利用しております。
2023/10/25
Mac起動時にドライバが認識されなかったので、Discrete4の電源抜き差しで再起動しました。ドライバがDiscrete4 USBと認識されたので、Macを再起動しました。これで、Discrete 4 SC Playbackというドライバが正常に出現しました。
2022年の不具合
しばらく調子いいな〜と思っていたら、突然やってきましたw
不具合を乗り越えて、末永く利用していきたいです!
2022/1/1
Antelope Luncherというインターフェースの管理ソフトで、ログインを迫られるのですが、正しいログイン情報を入れてもログインできないという現象が発生しています。(公式サイトへはログイン可能)
twitterで調べたところ、何名かつぶやいている方もいましたので、私だけではないようです。コントロールパネルという、FPGA FXを利用するところは開くこともできますし、FPGA FXのエフェクトもかかるようです。
2022/1/9の確認
antelopeからこちらのお知らせがあり、この手順で修正されました。
2022/1/14
起動時、認識されなかったので、いつも通り、電源ONOFFで解消です。ドライバがDiscrete4 USBの違うドライバ名になりましたが、動きます。そのうちまたDiscrete4 SCに戻ると思います 笑
2022年4月5日
1月を最後に、何度かアップデートがあり、ここ3ヶ月(1/14以降)は不具合なく、非常に安定しております。
2022年6月28日
本日、久しぶりに、mac起動時に認識しない現象が発生しました。mac電源落とし、Discrete4の電源もオフ、再度起動で認識しました。最近思うのですが、soundID referenceを入れているので、その点で起動時にデバイスの認識がうまくいかないのかな、とも考えています。ただ、今年はかなり安定してきているので、いい感じかと思います。
2022年7月25日
本日も、mac起動時に認識されていない状態でしたので、discrete4の電源をオンオフしました。
2021年の不具合
2021/3/24に、突然、Discrete4が認識されなくなったという現象が発生しました。今まで利用してきて最大のピンチとなりました。その時の検証と対策などの日誌です。
2021/03/24
結構頻繁に、macを再起動したりすると、インターフェイスの認識をしない、という現象がおきていました。そして、今、この追記を書いた時点で、完全にインターフェースを認識しなくなってしましました・・・何かしらのアップデート?よくわからないのですが、現段階で色々と試していますが、全く反応しない状態に陥りましたTT
2021/03/35
昨日は2時間ほど電源を落としたり、AntelopeLuncherという管理ソフトのサーバーソフトのバージョンを変更したり、格闘していましたが、疲れたので、諦めて寝ました。
本日、帰宅して電源を入れたら(18時)、何事もなかったかのように接続されています・・・1日放置しただけで何がおきたかわかりませんが、正常に動作しています。原因が全くわからない点に不安が残りますが、とりあえずは、まだ使えるようで、ホッとした気持ちもあります。
と思っていたら(21時に)、macを再起動した時点で再び認識されなくなってしまいました。
AntelopeのWebサイトをみていて、ファクトリーリセット、ハードファクトリーリセットなどを試していましたが、全く通信するそぶりもなく・・・また、ドライバも再インストールしてみました。
やったことのまとめ
・電源の入りきり
・ファクトリーリセット
・ハードファクトリーリセット
・AntelopeLuncherの再インストール
・ドライバの再インストール(Mac OS Unified Driver Installer for Mac)
このようなことを行いました。それぞれ、macの「電源を切る」をして、macとdiscrete4に電源供給する大元のパワーサプライの電源を落として、少し待ってから、大元の電源を入れ、macの電源を入れる、という再起動方法で接続されていないかを確認しました。
ここまでやっても改善されなかったのですが、ふと、USBケーブルを変更しようと思いました。
実は、USBケーブルは付属してきたものを利用しておらず(USBケーブルなので同じものだと思うのですが)購入した時に付属してきたUSBケーブルに変更してみました。
そうしたら、無事再度認識されるようになりました!
USBケーブルの劣化??ということも考えられそうですが、どうなんでしょうか。となるとかなり通信状態がシビアなのかなとも考えられます。
ちなみに私はmac mini 2018のUSB C(USB3対応)端子にUSBコネクタAからUSB-Cへ変換するコネクタを介して接続しています。変換コネクタがUSBAのコネクタ重量で結構下に下がって接触状態が不安なのですが、この点はずっと同じなので、特に問題ではなさそうな気がしています。
ここで、ひとつ変化が起きたのが、今までは「Discrete4SC」としてデバイスが認識されていましたが、「Discrete4USB」という名称に変わった点です。これは、ドライバをインストールした際に、何かが変わったのでしょうか、その点は不明です。
とりあえず、また動作するようになりましたが、再度現象が起きた時に、ここに追記していきたいと思います。
2021/03/26
本日21時時点では、正常に動作しています。やはり、USBケーブルが原因なのだろうか・・・
ちなみに、ひとつ謎な現象として、昨日「Discrete4USB」として認識され始めたデバイスが本日は「Descrete4SC」というデバイス名に戻っていた点です^^;
2021/03/28
デバイス名「Discrete4 SC」という名称で、ここ数日は接続できていないという現象はみられていません。
2021/04/04
あれ以降、毎日正常にデバイス名「Discrete4 SC」が接続できています。以前のように安定して再起動後も認識されることから、今回の接続の不良は、USBケーブルが原因であったと結論づけることにします。
2021/04/05
一つ、同様に接続されなくなる現象を再現することができました。それは、バックアップ用に購入したHDD(東芝 Canvio 2TB USB3.2(Gen1))をバスパワーで接続した時です。mac mini2018にはUSB3.1 gen2のUSB Cポートが4個ありますが、そのうち一つはDiscrete4、もう一つがHDDという構成で接続して、macを起動した時にDiscrete4が認識されなくなりました。普段の構成、SSDとDiscrete4の時は特に問題なくDiscrete4が認識されます。
HDDバスパワーということで、HDDのモーターを回す電力が必要になるという点や、意外と微妙なバランスでDiscrete4は接続されているのかもしれません。ということで、HDDなどの電力消費が大きめの機器はセルフパワーのUSBハブ経由にして接続してから利用することで、問題なくDiscrete4も動作するようです。これはmac mini2018のUSBへの給電の回路構成など、かなり限定した環境での検証なので、一般的な結論とは言えませんが、Discrete4のUSB接続には結構慎重になる必要がありそうです。
(最近のPCでは、低消費電力化してきているので、HDDや外付けDVDドライブなどのアクチュエータがついている機器のバスパワー駆動は結構きつそうですね^^; と言ってもUSBの規格自体の給電性能は大きくなっているようですが、HDDとか、バスパワーだとうまく認識しないこともあり、よくわかりません。)
外付けHDDの取り付けで購入したHDDとUSBハブです。
2021/4/22
本日も、接続が不安定になる現象が出ましたので、備忘録です。過去にも何回か同じ現象があり、今回は発生したことと、解消手順をメモしておきます。
現象としては、「出力がすごくノイジーになる」というものです。
・解決のためにやったこと
①まずは、macを再起動しました。
再起動したら、インターフェースが認識されなくなりました。
②Discrete4の電源を落として、入れ直しました。そうしたら、Antelope Luncherには表示されるようになりましたが、macのシステム環境設定「サウンド」の入力、出力の欄には表示されていませんでした。
現状では、以下のソフトウェアバージョンです。
③この段階で、もう一度macを再起動することにしました。
そうしたら、正常にDiscrete4 SCが認識され、利用できるようになりました。
2021/05/05
macを起動したら、認識されていなかったので、Discrete4の電源を抜き差しして再起動したら認識されました。
また、今更気づいたのですが、Edge soloマイクにやたらノイズが乗るな、と思い、FPGA FXのプリセットを削除して、もう一度設定し直したら、ノイズがなくなりました。
前回のアコギ録音時も、なんだか調子悪いなと感じていた点はおそらくFPGA FXを一度リセットしていなかったので、ノイズが微妙に乗っていたような気がします。今回気づいたのは、サーっという、かなり大きなノイズとして、出ていたので、気づきました。
FPGA FXの設定は、プリセット保存できるのですが、現状、ノイズが乗ってしまうので、一度削除して再度設定しなければいけないという状態にあります。ちなみに、設定保存して利用しているFPGA FXはノイズゲートと、dbx160のコンプです。
2021/05/31
本日も、macを起動したら、認識されなかったので、Discrete4の電源を抜き差ししました。
2021/06/16
macを起動したら、認識されなかったので、Discrete4の電源を抜き差ししました。無事認識されました。
2.0.9アップデート時の挙動
Antelope Luncherを見たら、Bunsle Version 2.0.9へのアップデートが出ていたので、アップデートしました。そうしたら、アップデートボタンを押した途端、mac自体の操作が全くできない状態になりました。トラックボールが反応しないので、USBでマウスを接続しても動きません。もちろんキーボードも動かないので、mac自体が完全にフリーズしているような症状になりました。macがこのように完全に一瞬にして固まるような現象は今まで見たことがないので、すごく不思議でした。
数分放置したら、メッセージで、アップデートが失敗した旨がLuncherに表示されて、操作が戻ってきました。
もう一度、アップデートを試みてみました。どうやら今回は、アップデートが進んでいるみたいで、次のような画面になりました。macも操作できています。
Discrete4の本体の画面は次のようになりました。
Step1から、「Preparing→Execution」とStep6くらいまで進みます。Luncherの画面もFPGAやDSP Coreなど、Discrete4の色々な部分をアップデートしているようでした。
5分くらいで全てのステップが完了して、再度利用できるようになりました。
これで少しは安定動作してくれることを期待するばかりです。
2021/7/19
6月のアップデートから1ヶ月、本日時点で、今までのようなむず痒いエラーなく動作しています。
2021/7/31
本日も、mac起動後、認識されないという現象が発生しました。Discrete4の電源をon/offして対処しました。
ちょうど、アップデートの2.0.14というバージョンが出ていましたので、アップデートしました。今回は、時間がかからずアップデートされました。ダウンロードと、インストールが別の操作になっており、ダウンロードしただけではインストールされていないので、updateボタンを押すことでインストールされました。LauncherのBundleVersionの表示が「2.0.14(new)」と出ているだけではインストールされていないので、updateボタンを押して、「2.0.14(current)」とする必要がありました。
2021/09/04
本日、Macを起動したら、Discrete4が起動していませんでしたので、電源の入りきりをしました。電源ケーブルを再接続しても、Discrete4の液晶が起動しなかったので、電源ケーブルの接触不良が発生しているようでした。Discrete4の電源ケーブルは、本体に固定するようなネジがケーブルのコネクタについていて、これを本体にねじ込むようにして固定します。このとき、ネジをしっかり固定すると電源が入らず、少し緩めた状態で固定すると電源が入りました。ちなみに、電源ケーブルを少し揺らすと電源が落ちます・・・完全に電源の接触不良ですね^^;
動かすような場所に置いていないので、しばらくはこの状態で我慢しようと思います><
2021/11/8
久しぶりに出ました^^;
macの電源を入れても反応しない現象です。いつもの通り、電源を入り切りしたら、Discrete4 USBとして認識されました。この場合、sonarworks reference4からApplyみたいなメッセージが出てくるのですが、これをキャンセルしてしまうと、reference4側で音が出なくなってしまいます(reference4終了しておけば音はなるのですが)。ちなみに、毎回無意識にキャンセルしてしまうので、reference4を一旦ゴミ箱に入れて、マイページからインストラーをダウンロードして、再インストールするとDiscrete4USBというデバイスに変更されても正常に音が出るようになります。
以下、購入時(2020年7月)の所感です。
今まではPresonousの安いインターフェースを利用していたので、音の分解、定位感がとても掴みやすくすごく満足しています。音の余裕というものが実際聞いてみて理解できました。音のレビューができるほどの耳ではないので、今回は、一週間利用してみて地味に迷ったことをまとめてみることにします。
初めての高額なオーディオインターフェースということで、AntelopeAudioのDiscrete4SCを導入しました。
Discrete4は、買ってすぐに使えるようなインターフェースとは違い、AntelopeLauncherをインストールしたり、またレジストレーションをしたりと色々面倒なこともあります。そんな中でも、Discrete4を利用するにあたり、ちょっと調べづらいような内容をまとめられたらいいなと感じています。
※現在の利用環境としては、USB接続で利用しています。(サンダーボルトではありません)
使い方に悩んだ点
Discrete 4、電源OFFの方法
→スタンバイ状態にして電源を落とすことにしています。
Discrete4はデフォルトで電源オン状態のようです。真ん中の三つのボタンの「一番下」を長押しすることで「PowerOFF」という項目が出てきますので、ここでダイヤルボリュームを押し込むことで「スタンバイ状態」にできます。念の為、スタンドバイ状態にしてパワーディストリビュータの電源を落とすようにしています。
買って数日は、スタンドバイ状態にせず、そのままブチっとパワーディストリビュータの電源を落としていました^^;
公式のサイトのマニュアルには、「1. SAFETY NOTES」の項目に、
「本製品の電源を完全に落とす場合は、本体の電源を落としてからコンセントを外し、本体から電源ケーブルを抜いてください。」
という表記がありますので、まずはスタンバイ状態にしてから完全に電源を落とすのが良いと考えています。
また、スタンバイ状態にしたDiscrete4は、完全に電源を落として、次の電源を入れた時も、スタンバイ状態のままなので、何かしらボタンを押したりしてパワーオン状態にする必要があります。
macで認識しないとき
→AntelopeLauncherで確認、最終的には電源の抜き差し。
まずはともあれ、AntelopeLauncherで認識されているかを確認しました。
ここに接続があるかどうかを確認。ない場合、「Still Not Seeing Your Device」というような文字が表示されています。
認識されていない時は、トラブルシューティングのような項目があり、そこをクリックしていくと、ソフトが色々と質問してきてくれます。(英語です)やってくれましたが、最終的には電源の抜き差し、という解決方法になりました。電源抜き差しも、AntelopeLauncherが誘導してくれました。とても親切設計だと感じました。→20210324現在、この仕様はもう無くなっています・・・
私の場合、一週間利用してみて、このように認識しない、ということが一度だけありました。今後も起こるかもしれません。認識しない時はまずAntelopeLauncher起動してみるのが良いと思います。
モニター音を消しDAWからの出力音のみとしたい
→コントロールパネルのフェーダーを下げる。
利用し始めて少し迷ったのが、ディストーションギター録音していると、なんだかクリーン音も聞こえる、というところでした。Discrete4の入力音をそのまま返していました。実際にすぐ気づく人の方が多いと思いますが、個人的にこれが一番迷ったので備忘録です^^;
入力チャンネルが1の場合、一番左のフェーダーを下げます。なんとなくのイメージで、ここを下げたらDAWへの音も消えてしまうのではないか、という勝手な思いこみをしていました。ここを下げたらすんなりとモニターで返っている音のみが消えました^^;
Discrete4は、ここで入力音にギターアンプFXなどをかけてしまうことができるので、ここで音作りが完結している場合は、普通にモニターとしてこの返しを使うのもありです。DTM的にはここを下げて利用することになりそうです。
サウンドハウス